― 1回では終わらないのはなぜ? ―
医療脱毛を検討していると、
「何回くらい通えばいいですか?」
という質問をよくいただきます。
中には、
「医療なら1〜2回で終わるのでは?」
と思われる方もいらっしゃいます。
しかし実際には、医療脱毛でも複数回の施術が必要です。
これは「効果が弱いから」ではなく、毛の仕組みに理由があります。
今回は、医療脱毛に回数が必要な理由を、わかりやすく解説します。
理由① 毛には“毛周期”がある
以前のコラムでも触れましたが、
毛には「毛周期」という生え変わりのサイクルがあります。
毛は常に生え続けているわけではなく、
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成長期
-
退行期
-
休止期
という段階を繰り返しています。
そして、レーザーがしっかり反応するのは成長期の毛だけです。
今、生えている毛は全体の一部
実は、今目に見えている毛は、
全体の約20〜30%程度と言われています。
残りの毛は、
-
まだ皮膚の中で準備中
-
休止している状態
つまり、1回の施術で反応するのは
その時点で成長期にある毛のみなのです。
これが「1回では終わらない」最大の理由です。
理由② 部位によって毛周期が違う
毛周期は部位によっても異なります。
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ワキ:約2〜3か月
-
VIO:約1.5〜2か月
-
顔:約1~2か月前後
そのため、施術間隔も部位によって変わります。
間隔をあけて通うのは、
次の成長期の毛を待つためです。
理由③ 毛の太さ・ホルモンの影響
回数には個人差があります。
影響する要因としては、
-
毛の太さ
-
毛の密度
-
ホルモンバランス
-
年齢
などがあります。
たとえば、
ヒゲやVIOは毛が太く根が深いため、回数が多くなる傾向があります。
一方、腕や脚は比較的スムーズに減っていくことが多いです。
目安となる回数は?
あくまで一般的な目安ですが、
-
自己処理がかなり楽になる:5回前後
-
ほぼ気にならなくなる:8回前後
とされることが多いです。
ただし、
「完全に1本も生えない」状態を目指す場合は、
さらに回数が必要になることもあります。
大切なのは、
どのレベルをゴールとするかです。
途中でやめるとどうなる?
途中で施術をやめた場合でも、
それまでにダメージを受けた毛は減ったままです。
ただし、
-
まだ処理されていない毛
-
休止期だった毛
が後から生えてくる可能性はあります。
そのため、計画的に通うことが大切です。
「回数がかかる=効いていない」ではない
医療脱毛は高出力で行うため、
1回ごとの効果は確実に積み重なっています。
回数が必要なのは、
毛の構造上どうしても避けられない自然なプロセスです。
むしろ、毛周期に合わせて計画的に行うことが、
安全で効率的な脱毛につながります。
まとめ
医療脱毛に回数が必要な理由は、
-
毛周期の存在
-
成長期の毛しか反応しない
-
部位や個人差がある
この3点にあります。
焦らず、計画的に続けることが、
結果的に最短ルートになります。
診察時にお気軽にご相談ください。
ゆうき整形外科クリニック 田中佑樹
“大府市、東海市、東浦町、知多市などから通えるクリニックです。 整形外科だけでなくリハビリ、内科、皮膚科と幅広く地域の皆さんの健康をサポートさせていただいています。”