はじめに
「最近つまずきやすくなった」
「長く歩くと疲れる」
「階段の上り下りがつらい」
年齢のせいだと思っていませんか?
その変化は、**ロコモ(ロコモティブシンドローム)**のサインかもしれません。
ロコモとは、骨・関節・筋肉などの運動器の機能が低下し、
将来、要介護や寝たきりにつながるリスクが高い状態を指します。
ロコモとは何か?
ロコモは、
「運動器の障害によって移動能力が低下している状態」
のことです。
原因には、
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変形性膝関節症
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脊柱管狭窄症
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骨粗鬆症
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圧迫骨折
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筋力低下
などが関係します。
つまり、整形外科と深く関わる状態なのです。
なぜロコモが問題なのか
ロコモが進行すると、
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歩く距離が短くなる
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転びやすくなる
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外出が減る
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筋力がさらに低下する
という悪循環に入ります。
この状態が続くと、
要介護状態へと進んでしまう可能性があります。
ロコモのサイン
次のような変化はありませんか?
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片足立ちが10秒できない
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横断歩道を青信号で渡りきれない
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つまずくことが増えた
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手すりがないと階段が不安
これらはロコモのサインです。
ロコモと骨粗鬆症の関係
骨粗鬆症による圧迫骨折やドミノ骨折は、
姿勢の変化や筋力低下を引き起こします。
その結果、
ロコモの進行を早める要因になります。
つまり、
骨粗鬆症対策はロコモ予防にもつながります。
整形外科でできること
① 原因の評価
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関節の状態
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骨密度
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神経症状の有無
を確認します。
② 運動療法
無理のない筋力トレーニングやバランス訓練を提案します。
③ 病気の治療
膝や腰の病気があれば、その治療を行います。
「まだ歩ける」は安全ではない
ロコモは、
歩けなくなってから気づくのでは遅い状態です。
「まだ歩けるから大丈夫」ではなく、
歩けている今こそ対策のタイミングです。
まとめ
ロコモは、
将来の要介護状態を防ぐために早期に気づきたいサインです。
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つまずきやすい
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歩くのが不安
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足腰の衰えを感じる
そのような変化があれば、整形外科へご相談ください。
運動器の状態を正しく評価し、
今できる対策を一緒に考えていきます。
ゆうき整形外科クリニック 田中佑樹
“大府市、東海市、東浦町、知多市などから通えるクリニックです。 整形外科だけでなくリハビリ、内科、皮膚科と幅広く地域の皆さんの健康をサポートさせていただいています。”