
ニキビは治ったのに、肌に残ってしまった凹凸やクレーター。「時間が経てば自然に治ると思っていたのに、何年たっても変わらない」「化粧では隠しきれない」と悩まれている方は少なくありません。
ニキビ跡は、炎症が治まったあとに皮膚の構造そのものが変化してしまった状態です。そのため、スキンケアだけで改善することは難しく、症状に合わせた医療による治療が必要になる場合があります。
今回は、ニキビ跡ができる原因と治療法、そして近年注目されている**ニードルRF(高周波マイクロニードル)**についてわかりやすく解説します。
ニキビ跡にはいくつかの種類があります
一言で「ニキビ跡」といっても、実はいくつかのタイプがあります。
赤みが残るタイプ
炎症のあとに毛細血管が拡張し、赤みが長く続く状態です。時間の経過とともに改善することもありますが、長引く場合には治療が有効なことがあります。
色素沈着タイプ
茶色っぽい跡が残るタイプです。紫外線対策や外用薬などで徐々に改善することもあります。
クレーター(凹み)タイプ
最も改善が難しいのがこのタイプです。
炎症が強かったことで真皮のコラーゲンが破壊され、皮膚が陥没した状態になります。自然に元の状態へ戻ることは難しいため、医療による治療が中心になります。
クレーターはなぜ自然に治りにくいのでしょうか?
皮膚は、
- 表皮
- 真皮
- 皮下組織
という構造になっています。
クレーターでは、真皮にあるコラーゲンやエラスチンなどの組織がダメージを受けています。
真皮は表皮のように短期間で生まれ変わる組織ではないため、スキンケアや市販の美容液だけで元通りになることは期待しにくいのです。
ニキビ跡の治療にはどのような方法がある?
現在はさまざまな治療法があります。
- ダーマペン
- フラクショナルレーザー
- サブシジョン
- ケミカルピーリング
- ニードルRF(高周波マイクロニードル)
それぞれ特徴が異なるため、ニキビ跡の種類や深さに応じて治療法を選択します。
ニードルRFとは?
ニードルRFは、極細の針を皮膚へ挿入し、その先端から高周波(RF)を照射する治療です。
針による刺激だけでなく、高周波の熱エネルギーを真皮へ届けることで、
- コラーゲン生成の促進
- エラスチンの再構築
- 肌の引き締め
などが期待できます。
クレーターだけでなく、
- 毛穴の開き
- 小じわ
- 肌質改善
にも応用される治療です。
ダーマペンとの違い
ダーマペンも針で皮膚に微細な傷をつくり、創傷治癒力を利用する治療です。
一方、ニードルRFでは高周波による熱刺激が加わるため、真皮への働きかけをより積極的に行える点が特徴です。
どちらが優れているというよりも、肌の状態や目的に合わせて選択することが重要です。
1回で治るのでしょうか?
残念ながら、クレーターを1回で改善することは困難です。
皮膚がコラーゲンを作り直すには時間が必要なため、通常は複数回の施術を計画します。
改善の程度には個人差がありますが、多くの方は回数を重ねることで肌の質感や凹凸の変化を実感されています。
焦らず、継続的に治療を行うことが大切です。
ダウンタイムは?
施術後は、
- 赤み
- 軽い腫れ
- 点状のかさぶた
などが数日みられることがあります。
症状には個人差がありますが、多くは時間の経過とともに改善します。
施術後は十分な保湿と紫外線対策を行い、医師の指示に従ってスキンケアを行うことが大切です。
自分に合った治療を選ぶことが大切です
ニキビ跡は、一人ひとり状態が異なります。
- 浅い凹みなのか
- 深いクレーターなのか
- 赤みが中心なのか
- 毛穴も気になるのか
によって、適した治療法は変わります。
まとめ
ニキビ跡、とくにクレーターは自然に改善することが難しいため、医療による治療が選択肢となります。
ニードルRFは、高周波とマイクロニードルを組み合わせることで、真皮のコラーゲン生成を促し、肌質や凹凸の改善を目指す治療です。
「長年ニキビ跡に悩んでいる」「ダーマペンでは物足りなかった」「毛穴も一緒に改善したい」という方は、一度ご相談ください。肌の状態を確認し、一人ひとりに適した治療法をご提案いたします。
“大府市、東海市、東浦町、知多市などから通えるクリニックです。 整形外科だけでなくリハビリ、内科、皮膚科と幅広く地域の皆さんの健康をサポートさせていただいています。”